宅配ボックスを賃貸マンション・アパートに自作するのは危険!

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賃貸物件の設備で「宅配ボックス」は人気です。

全国賃貸新聞の「入居者に人気の設備ランキング 2018」の単身者部門で、第2位にランキングされています。そのため、宅配ボックス付き物件がどんどん普及しています。

一方で、築年数が10年以上の物件やアパートタイプの物件は宅配ボックス付きでないことがほとんどです。だからといって、宅配ボックスを自作して、設置することは極めて危険なのでやめておきましょう!

 

宅配ボックスを自作するのは危険です!

宅配ボックスがついていない物件に住んでいる、又は住むことになった場合に、注意すべきことは「宅配ボックスを自作してはいけない!」ということです。

一般家庭用の後付の宅配ボックスキット(いわゆる自作の宅配ボックス)が、販売され始めています。しかし、これはあくまでも、一般家庭用であり、賃貸物件用ではありません。

賃貸物件で宅配ボックスを自作することは、危険がいっぱいなのです。

 

盗難の危険性がある

まず、宅配ボックスの自作キットはこんな感じです。

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玄関ドアなどにワイヤーをくぐらせて、ポリエステル製のボックスに荷物を入れてもらう方式です。

一般家庭では、門を入り、玄関先にこのボックスがあるという状況です。つまり、一般人には、あまり目が触れないというわけです。

しかし、賃貸物件となると玄関の位置は、共用通路です。居住者はもちろん、セールスの人、中には不審者も、不特定の人が行き来します。そこに、こんな「おいしそうな」箱があったなら、絶好の盗難対象となります。

ワイヤーを切断する、引きちぎる、ボックスを破損する。そして、中の荷物を奪ってゆくのです。

危険です!

 

建物を傷つける危険性がある

さて、上記のように自作の宅配ボックスで盗難にあった場合…。

ワイヤーを引きちぎられたとすると、ワイヤーを付けていた、玄関の部品やメーター用の扉の部品などを破損させることになります。

そして…。

危険です。

損害賠償を請求される危険性がある

そして、窃盗犯が建物を傷つけた場合、その傷の起因責任は入居者になります。

賃貸借契約上、賃借人(入居者)の故意・過失による建物の汚損・破損は賃借人(入居者)が、原状回復の費用を負担するものとする。

つまり、その傷を治す費用は、盗難被害を受けた入居者になってしまうのです。

まさに、泣きっ面に蜂状態です。

 

でも、契約の時に保険に入っているから、それで、費用を賄えないの?

答えは、ノーです。

保険はおりません。これは、賃借人の契約違反に起因する事項であり、重過失になりますから…。

 

そもそも共用部に私物を置くことはできない

そもそも、賃貸物件の玄関先は、共用部です。専有部分と違って、自分の私物を置くことはできません。

そこに「勝手に」自作の宅配ボックスを置くこと自体が賃貸借契約違反です。

 

まとめ

このように、いくらネット通販が安くて便利だから…、しかし、仕事などで留守がちだからといっても、宅配ボックスを自作して勝手に共用部分に置くことは、盗難の被害にあうだけではありません。

賃貸物件自体を傷つけられたりした場合、損害賠償の対象にもあるという、まさに泣きっ面に蜂、踏んだり蹴ったりとなってしまいます!!!

ネット通販の便利さを十分に享受するには、無難に宅配ボックス付き物件に住むことをお勧めいたします♪

 

宅配ボックス付き物件の特集はこちら 

 

 

 

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