オートロック賃貸マンションの防犯性の弱点

オートロックマンション 部屋探しテクニック
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オートロック物件に住んでいると安全か!?

賃貸物件のオートロック付きマンションは、防犯性が高いことが理由で人気です。しかし、「オートロックだから安心!」と、過信してはいけません。

オートロックの防犯性はいくつかの弱点があります。それを理解したうえで、お部屋探しをすると、後から、「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないで済みます。

 

入居者のあとからついてくる

後からつけてくる

オートロックマンションは、鍵を持っている入居者のあとからついてくることで、簡単に建物内に入ってくることができます。

入居者同士の安全確保のために、周囲に気を配り不審者がいないことを確認して、オートロックを解除してから入ってくるなんて、面倒くさいことはしないですよね…。

さりげなく入居者の誰かが帰ってくるのを待ち伏せして、後を付けてくるのです。

 

入居者をだまして解除させる

オートロック呼び出し

入居者をだまして、部屋の中からオートロックを解除させる方法です。

例えば、『宅配業者』や『入居者』を装って、オートロックを解除させるのです。

オートロックの操作盤で、適当な部屋番号を押し、応答したら「お荷物のお届けです!」というのです。何の疑問も持たず、解除してしまうケースが多いようです。

また、「入居者を装う」とはどういうことかというと…。

「すみません、このマンションの住人なんですけど、鍵を落としちゃって…、オートロック解除してくれませんか!?」と、あわてた様子の小芝居をして、解除させるのです。

よく考えると、おかしいのですが、突然あわてた様子で頼まれると、ついつい解除してしまうケースがあるようです。

 

センサー誤作動

オートロック 操作盤

オートロックが開く仕組みは、鍵で開錠するか、建物の内側にセンサーがあり、人が来るとそれに反応してオープンします。

不法侵入を狙う者は、このセンサーの特徴を悪用して、オートロックを解除するのです。外側から扉のガラスの隙間に紙をさっと投げ入れて、内側のセンサーに反応させるという手口です。

但し、築20年以内の建物のオートロックシステムは、赤外線センサーや、人の動きを感知する仕組みになっているので、紙をすきまから投げ入れた程度では、やすやすとあくことはないので安心です。

逆にいうと、古いタイプのオートロックマンションは注意が必要です。

 

暗証番号の流出

オートロック 操作パネル

オートロックの操作盤には、部屋番号を押すテンキーがあります。これは部屋番号を押して呼び出す機能とは別に、暗証番号でドアを開場するという機能もあります。

賃貸マンションでは、この暗証番号を入居者に教えることはありません。

しかし、建物の関係者から、暗証番号が流出することがあります。

  • 内装業者
  • 仲介業者
  • その他

意外とマンションの関係者は、多いのです。

内装工事の業者や募集時に物件を案内する仲介会社に業務の便宜上、暗証番号を教えることがあり、何らかの理由で、その番号が流出してしまうのです。

本来は、関係者以外は知るはずないのですが…。

悪意ある人間が、この番号を流出させることがあります。

 

入居者は入り放題

意外な盲点は「同じマンションの入居者」です。

そもそも、防犯を考えるうえで、自分以外の人は信用できません。マンションの住人以外の人はもちろん、同じマンションの入居者も信用できないといえば信用できないのです。

当たり前のことですが、同じマンションの入居者は、オートロックを開錠できるので、入り放題なのです。見方を変えると、一番警戒するべきは、同じマンションの入居者であるということも癒えます。

 

まとめ

オートロックマンションは、普通のマンション、アパートと比較すると、防犯性、安全性は高いです。

オートロック無しの物件では、不特定多数の人が、玄関前まで来る事ができる構造です。それに対して、オートロック物件は、「オートロックという関門」があることで、防犯性、安全性を高めているわけです。

しかし、自分以外を完璧にシャットアウトする設備ではないので、過信しないことが、何よりも肝心です。

当たり前の心構えとしては下記の通りです。

 

  • 玄関の鍵の施錠は必ずする
  • 鍵を開けて部屋に入る前に周りに不審者がいないことを確認
  • 身に覚えのない宅配は応答しないで、不在連絡票で確認するか、宅配ボックスがあれば入れてもらう

 

まとめのまとめ:

オートロックはあった方がよい!でも、過信はしてはいけない!

 

 

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