賃貸物件を探すなら、是非とも、「追い焚き付き浴槽」の物件を選びましょう。追い焚き付き浴槽の賃貸物件は賃貸ライフを過ごすうえで、様々なメリットがあるからです。
「追い焚き付き浴槽」をおすすめする理由と、そして、注意したいポイント(デメリット)もありますので、あわせて、わかりやすく説明します。
メリット
2人暮らし以上の世帯に便利
同棲や家族で住んでいる世帯では、それぞれの生活パターンが異なり、つまり、お風呂に入る時間帯も異なります。
当然後から入る人の入浴時にお湯の温度がぬるくなっているでしょう。そんな場合でも、追い焚き浴槽であれば、追い焚きスウィッチひとつで、温かい入浴を満喫できます。
半身浴するのに便利
追い焚き付き浴槽なら、半身浴するのに便利です。
半身浴は少しぬるめのお湯に長時間つかる入浴法ですが、追い焚き浴槽であれば、お湯がぬるくなったら、追い焚きボタンのスウィッチひとつで、温め直しが簡単にできます。
追い焚きが無いと、お湯を蛇口から注ぎ足すことになり、ぬるいお湯に熱いお湯を入れての温度調節は難しいです。また、水量がどんどん増えることになってしまいます…。
半身浴は、少しぬるめのお湯に長時間つかることで、体内の血流をよくします。そのことで、発汗を促し、美肌効果やダイエット効果、疲労回復、リラックス効果など心身へのよい影響が期待できるもで、働き世代の30代~40代の特に女性に人気があります。
一人暮らし用のワンルーム(1K)タイプのお部屋では、「追い焚き浴槽は必要ない!」という説もありますが、飛んでもありません。一人暮らしでも、半身浴で、得られるメリットが大きいので、部屋探しの場所、家賃などの他、各種のこだわり条件の中にきっちり入れることをおすすめします。
ワンルーム系の追い焚き浴槽付きの物件は数が少なめなので、専用の特集ページから探すことをおすすめします。
デメリット
家賃が高い
追い焚き機能付き浴槽の賃貸物件は、付いていない物件と比較して家賃が高いです。
ですから、半身浴に興味が無い一人暮らしの人や、入浴は仲良く家族一緒にする世帯に関しては、わざわざ高い家賃の物件にする必要はありません。
メンテナンスする必要がある
追い焚き機能付き浴槽は定期的に循環パイプ、フィルターなどをクリーニングする必要があります。面倒くさい人にとってはこの点はデメリットになるでしょう。
放置するとレジオネラ属菌など雑菌が繁殖したりするので、体の抵抗力が極度に低下しているときに、口に入ったりすると思わぬ事態が発生する恐れもあります。
追い焚き浴槽のメリットとして、湯船の水を数日間使いまわし(温め直し)することで、「水道代の節約」ができるとしているケースがありますが、ぬめりや雑菌の発生のリスクが高まるので、やめておきましょう。
面倒ではありますが、1ヶ月から2か月に一度は、専用のクリーナーで浴槽やパイプを清潔に保ちましょう。これをデメリットに感じる人は、追い焚き機能付き浴槽の物件を選択しない方がよいです。
バランス釜
「追い焚き機能付き浴槽」として、バランス釜タイプの物件があります。これ自体が悪いわけではないのですが…。
バランス釜のお風呂は、お湯が沸くまでに1時間以上かかるので、すぐにお風呂に入れません。一般的な追い焚き機能付き浴槽が、お湯を湯船にためるのに対して、バランス釜のお風呂は、湯船に水を張ってそれをバランス釜でお湯にします。ですから、特に冬は150~200リットルにも及ぶお風呂の沸かすには1時間以上かかります。
また、バランス釜のお風呂の物件は、築40年以上の物件が多いということも、ある意味でメリットとなります。
追い焚き機能付き浴槽の物件の探し方
追い焚き付き物件の探し方を説明します。
賃貸ポータルサイトのこだわり条件項目に「追い焚き機能付き浴槽」又は、それと同じ類のキーワードのチェックボックスを選択して絞り込みすればOKですので、とっても簡単です。
今は、充実した設備の物件が好まれるので、「追い焚き機能付き浴槽の物件」はかなり多くなってきたので、より取り見取りで探すのは苦労しないと思われます。
但し、前にも書きましたが、それでもワンルーム系の物件はまだまだ物件数が少ないので、「追い焚き機能付き浴槽」の専用特集ページへ直リンクして、検索することが、いい物件に効率よくたどり着くコツです。