賃貸の一人暮らしの通勤時間の「平均と理想と限界」。

通勤時間が賃貸探しに重要な理由

「通勤時間」は賃貸物件を探す場合にとても重要なポイントです。

一都三県でいえば、東京都内に通勤する人はとても多いですが、通勤時間を短くしようとすれば、家賃が高くなりますし、家賃を安くしようと、遠くに住めば通勤時間が長くてしんどくなってしまいます。

ここでは、ひとり暮らしの通勤時間の「平均と理想と限界」に関しての情報をシェアしますので、賃貸物件をどこで探すか（どこに住むか）の判断材料にして下さい。

ひとり暮らしの通勤時間の平均は47分です。

ここでの通勤時間は、電車に乗っている時間ではなく、家を出てから会社に着くまでの時間のことを指すこととします。

「47分」ということで、家から最寄駅、会社の最寄駅から会社までそれぞれ徒歩10分とすると、電車に乗っている時間は、約30分弱といったところですね。

電車で30分乗るとどこの駅になるか目安をシミュレーションします。

それでは「新宿駅」を起点としてどこの駅になるか、主な沿線で調べました。

埼京線…北戸田駅（30分）

高崎線・東北本線（湘南新宿ライン）…浦和駅（27分）

小田急小田原線…生田駅（26分）（通勤急行に乗り換え有）

京王線…調布駅（33分）

西武新宿線…武蔵関駅（22分）（但し、準急利用で西武新宿駅までです）

新宿駅を基点として電車で30分の駅は、埼玉県か、東京都内でも23区内ではなく市部になります。浦和駅は埼玉県の県庁に近く、周辺はビルばかりの都会感はありますが、それは例外として、他はいい意味でローカルな地域です。

上記で調べた駅の単身者用（ワンルーム・1Ｋ）の賃貸マンション・アパートの家賃相場を調べてみました。

ひとり暮らしの理想の通勤時間は29分です。

自宅を出てから会社に着くまでの理想の通勤時間が「29分」ということは、上記のような考え方をすると電車に乗っている時間は約10分間となります。

家から最寄駅、会社の最寄駅から会社までそれぞれ徒歩10分とすると…

こうなると、都内に通勤することは、きわめて困難です。なぜなら、都内のワンルームの家賃は一般の20代サラリーマンの月収の半分以上くらいするので、生活が成り立ちません。

だから、理想なんですね。

のターミナル駅のひと駅の隣の家賃相場を調べました。

神奈川県、埼玉県、千葉県の人気ターミナル駅のひとつ隣のひとり暮らし用の物件の家賃相場と都内の人気の駅周辺の相場を調べるとやはり大きな差があります。

東京都内の住みたい街ランキングに選出される主要駅の家賃相場です。